【アメリカ】車購入後の事務手続き
購入後の事務手続きは、以下の(1-3)のパターンによって異なる。
(1) ディーラーから購入
(2) 個人間売買で、かつ手続きは個別に行う
(3) 個人間売買で、かつ手続きは一緒に行う
私の場合は(3)にあたる。手続き内容は以下。
(1) 【optional】 契約書を準備(住所・連絡先・販売価格などを明記。DMVのサイトからformを入手)
(2) Titleの裏にある、Notice of Transfer and Release of Liability (リリースフォーム)の部分を売り手に記入してもらう。
(3) DMVから新しいtitleの入手およびplateの発行申請書を入手し、買い手が記入。
(4) 書類(2, 3)をもって、売り手とともにDMVへ。各種feeを払えば新しいtitleとnumber plateがその日のうちに入手できる。私の場合は、ID (パスポート)のみのて提示で問題なく手続きが完了した(免許証の提示は求められなかった)。
【アメリカ】自動車保険
アメリカの自動車に関する保険には用途に合わせて以下の3つの種類が存在する。
(1) 損害賠償責任保険 ( = 大半の自動車保険)
(2) 車両保険 (+α)
(3) アンブレラ保険 (+α)
(1) 損害賠償責任保険
いわゆる自動車保険。ほとんどの州で加入が義務付けられている。補償額の最低限度額は州ごとに異なっているので、確認が必要。
(2) 車両保険
任意加入。自然災害ないしは事故の際に発生する修理費に対する保険。
(1)と(2)は基本的にどの保険会社でも加入の用意がある。
(3) アンブレラ保険
任意加入。(1-1)の保証限度額を超える損害賠償が発生した場合に、上乗せ保証を受けることができる。青天井ではなく、おおよそ100万ドルが上限か。アンブレラ保険は自動車保険だけでなく、テナント保険への加入が義務づけられているので、両方の保険に加入してないと申請することができない。
補償内容の見方
・少しわかりづらい点は、deductibleという項目。例えば$500 deductibleと記載されていた場合、$500は自己負担でそれ以上費用がかかった場合に保険がおりるということ。なので基本的に額が大きくなるにつれて、被保険者が支払う保険料は少なくなる。
(2) 保険会社の例
保険会社紹介代理店は多々あるが、事故時に日本語で対応してくれるサービスは少ない印象。以下、見つけきれたもののみ。
(2-1) リダック
https://reloredac.com/services/insurance/
(2-2) AIG Travel assist
JALファミリークラブ海外赴任者総合保険のサービスの一貫でもある。AIG損保の米国駐在員保険もこれにあたる(https://www.kaigaihoken.jp/service/index4.html)。渡米前に申し込みが必要であったり、帰国日が未確定の場合加入が難しいなど、制約は多い。
(2-3) 個人保険.com (代理店)
Language line社の紹介を行っている。業務提携はなし。
なお、必要であればAAAなどのサービス加入を検討。AAAについては以下を参考:
http://ddowninamerica.com/2017/05/02/aaa/
https://design-penguin.com/OrangeCounty/aaa/
以下、参考サイト
(実際の手続き談)
https://www.bclass-english-life.com/automotive_insurance_us/
http://be-doushi.hatenablog.com/entry/2015/07/22/000710
(保険会社の選び方)
https://smartandresponsible.com/blog/auto-insurance-from-who-to-buy/
(補償項目の見方など)
https://smartandresponsible.com/blog/auto-insurance-single-limit/
Python_作業ログ
5/8/2019
Python3.7.3をinstall
https://www.python.org/downloads/release/python-373/
pipをinstall
https://pip.pypa.io/en/stable/installing/
pipを用いて、pandas, numpy, matplotをinstall
pandas: excel fileからdataを読み込んで来るsoftware
numpy: 配列をつくるためのベクトル演算サポートsoftware。
インターネットを通して、sublimate Textをinstall
5/15/2019
pipを用いて、scipy (1.2.1)、xlrd (1.2.0)をinstall
excel fileをterminalにdrag & drop
type: python3 Multivariate_fit.py
【アメリカ】J1ビザ保持者のタックスリターン(随時更新中)
J1 ビザ渡米者は、渡米から2カレンダーイヤーは税法上Non-residentとして扱われること、および日米租税条約(2019年8月廃止)に基づき、最初の2年間は支払った税金が一部戻ってくる可能性がある。J1ビザ保有者の税務に関しては以下によくまとまっている。
researchfellow.blog.ss-blog.jp
以下筆者のTax returnに関する備忘録。あくまで自身の備忘録であり、当ブログを参考にした際に生じた問題・損害に関しては一切責任を負いませんので悪しからず。
2018年(1回目)
申請に必要な書類は以下の通り。
税法上の非居住者(Non-resident)としての申請に必要な書類を用意する。
Federal tax return
1) W-2 (源泉徴収票)
2) Form1040NRもしくはForm1040NR-EZ
3) Form 8843 (アメリカ滞在日数等の報告用。税法上の区分決定に使用する)。この書類を提出することでSubstantial Presence Testが免除され、Non-Residentとして扱われる。
State Tax return
A: 1NPR (Non-Resident用の申告書類)
B. W-2のcopy
C. Federal tax return書類のコピー (Form1040NR-EZおよびForm 8843)
今回は電子申請を利用し、BとCは添付ファイルとした。
2019年(2回目)
Federal tax return
昨年同様、税法上非居住者(Non-resident)扱いとなり、かつ日米租税条約が適用されるので、必要書類はほとんど昨年と同じ。妻が2019年からアメリカに滞在しているので、昨年の書類に加えて妻用のForm 8843を提出する必要がある。妻用のForm 8843は、自身のFederal tax return書類とは別に郵送する必要がある。
State Tax return
昨年と同じ書類を提出した。
2020年(3回目)
2020年1月1日から税法上居住者(Resident alien)に変更になったので、2018, 2019年とは確定申告方法が異なる。3年目以降は米国外での収入も課税対象になることに注意。妻のITIN取得申請を同時に行った。さらに、3年目は日米租税条約の適用が部分的になるので、それを主張するための書類を用意した。
Federal tax return
1) W-2 (源泉徴収票)
2) Form 1040
3) W-7 (妻のITIN申請用)
4) 旅券所持証明(妻の分。日本領事館で発行してもらう。ITIN申請に必要)
5) Form 8833 (日米租税条約が一部の期間有効であること主張するため)
6) 給与明細のコピー: 日米租税条約適用期間最後の給与明細 (Form 8833に記載した免除額を証明するため)
Form 1040記入は以下を参考:
*上記は以下の記事を参考にしています。
researchfellow.blog.so-net.ne.jp
特にアメリカ滞在三年目以降、以下の記事およびコメント欄を参考にしました。
Favorite sentences
If the results confirm the hypothesis, then you've made a measurement. If the result is contrary to the hypothesis, then you've made a discovery.
Enrico Fermi
アメリカから日本への送金手段(TransferWise)
(1) 現金両替(ドル→円)
アメリカドル(現金)を日本に持ち込み、銀行で円に変える場合、両替手数料が割高になってしまう。2018年11月18日現在だと、1ドルあたり約3円程度の手数料が上乗せされている。現在の為替は 1ドル=112.72円なので、銀行で換金する際は1ドル=109.76円になってしまい、約3円(2.6%)の損となる。例えば、5000ドルを日本円に変えると、約15000円が両替手数料として差し引かれることになる。
(2) 国際送金
国際送金は両替手数料が(1)の場合に比べてお手頃になる(2018年11月18日現在、1ドルあたり約1円)。なので、5000ドル変えた場合、約5000円の両替手数料が差し引かれる。これだけみると、お手頃だが、送金の際に、送金元での手数料(UWcredit unionだと40ドル)や、仲介銀行での手数料など(ゆうちょに送金する際は10ドル)がかさ増しされるので、結局10000円程度差し引かれることになるだろう。
(3) TransferWise
フィンテック企業のひとつ。手数料4$ + 送金金額の1%のみ。