アメリカ交流者訪問ビザ(Jビザ)の申請あれこれ (J-1編)
以下、要点のみ抜粋。
J-1 VISA申請にあたり、必要なものは
(1) パスポート
(2) 受け入れ機関に発行してもらうDS-2019
(3) DS-160(オンラインで作成するVISA申請書)
(4) SEVISシステムへの登録(I-901の取得)
の3つ。
また、J-1 VISA申請には、少なくとも
(1) VISA申請料金 ($160)
(2) SEVIS(= I901)料金 ($180)
が必要。
以下のサイトに流れがよくまとまっている。
小切手
アメリカでは銀行口座からの自動引き落としはあまり普及しておらず、小切手を介した引き落としが一般的である。
小切手を使うためには、引き落とし先である銀行の口座を開設する必要がある。
銀行口座にはchecking accountとsaving accountの2種類があり、前者の開設が必要である。以下、参照。
小切手にはいくつが種類がある。例えば
● Personal check
口座預金の範囲内での支払い
● Cashier's check
預金範囲外を超えても、銀行さえつぶれてなければ支払いを保証される。Personal checkよりも信頼性が高く、高額な支払いはこちらが基本。
(● Money order)
Cashier's checkのようなもので、郵便局で発行してもらえる。
また、小切手にはduplicate(複写)機能を備えたものがあり、手元にコピーが残るので便利。
以下、参照。
http://www.kenkyuu.net/guide-5-01.html
ログイン画面からデスクトップ画面に移動できない(Mac OS X mavericks)
PC: Macbook Pro 2011 Early
OS: OS X Mavericks (10.9.5)
(症状)
PC起動後にログイン画面でパスワードを入力してもデスクトップ画面にいかず、再度ログイン画面が現れる現象がループし、ログインできないという症状が発生した。
(現状確認)
ネットに落ちている情報をみるとどうやらOSの不調が原因のようだ。念のためcommand+Rでディスクユーディリティを開き、HDDの状況等をチェックしたが問題ないようだ。また、ディスクのアクセス権を復元して再度再起動したが変化ない。
(対処)
PRAMリセット(command + option + P + R)を行った
↓
変化なし
↓
ディスクイメージを外付けHDDにバックアップした(dmgファイル)
Macintish HDを選択し、新規イメージをクリック。保存方法等を選択して実行(読み込み専用ファイルとして保存)
↓
出来上がったdmgファイルをスキャンし、正常にコピーできているかチェックした。
↓
最後に出来上がったイメージファイルを問題のMacintish HDに上書きした
↓
上書き完了(この時点でHDD選択欄の.dmgファイルが消えていた)
↓
Macintosh HDを再起動
↓
改善せず
↓
念のためセーフブート(+ shift)での起動を試したが改善せず
↓
その1で改善しなかったので、仕方なく(最新のデータは諦めて)現存する一番新しいタイムマシンのバックアップを復元した。
↓
再起動で問題なく立ち上がった
(コメント)
ディスクイメージのバックアップ&復元の過程は、結局問題が起こった状態のディスクイメージをバックアップして復元しただけなので、当然症状に変化はなかったと思われる。
なお、症状のもともとの原因は不明。
参考
(PRAMリセット)
http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/hardware-hints/how-to-clear-the-pram-of-mac.html
(ディスクイメージの保存、復元)
http://www.1010uzu.com/boyaki/2013/10/backing-up-to-disk-images-mac
イオンカウンティング -二次電子増倍管-
二次電子増倍管で検出した二次イオンの個数について、電流値の観点から考えてみる。
〈確認事項〉
単位時間当たりに単位面を通過する電荷量を電流(A = C/second)と呼ぶ。
6.25x10^18個のイオンの電荷量が1C(クーロン)なので、1個のイオンの電荷量は
1/(6.25x10^18) =1.6 x 10^-19 (C)
となり、非常に微弱である。従って、イオンの個数を電流値として読み取るのは一見困難に見える。
二次電子増倍管(Secondary Electron Multiplier: EM)はn段の電極によって電子数を増倍し、電極によって増倍した電子流を取り出している。1段の電極で1個のイオンはおおよそ2~3個に増倍されるので、例えば20段の電極があれば10^6 ~ 10^9個に増幅されることになる。従って、イオン一個あたりの1.6 x 10^-19Cと微弱な電荷でも10^-13 ~ 10^-10Cまで増幅することができる。
ここでひとつ例を考える。
ある質量電荷比(m/z)のイオンをEMで75秒間検出したとする。結果5 x 10^6個のイオンが検出された。電流値に変換するといくらになるか。
検出器に到達したイオンの全電荷量は
1.6 x 10^-19 (C) x 5 x 10^6 (個) = 8 x 10^-13 (C)
よって1秒あたりの電荷量は
8 x 10^-13 (C) / 75 (s) = 1.07 x 10^-14 (A)
一般的に1秒間に100万個以下、つまり1.6 x 10^-13 (A)以下の微弱なイオンビームはEMによって検出する。
(イオン数が多い場合)
電圧パルスのカウンティングを用いる場合、複数のイオンが短時間の間隔で侵入して来た際、前に侵入して来たイオンのパルスが減衰するまでは後から入って来たパルスを認識できない。この認識できない時間を不感時間(dead time)とよび、通常は数十ナノ秒である。
〈参考〉Nagao (2011). J. Mass Spectrom Soc. Jpn
国際免許証取得
国際免許の有効期限が切れていたので、改めて取得にいった。
ポイントその1:発行場所
①し・て・い(指定)の警察署、もしくは②運転免許試験場・免許センター
場所毎に受付時間がことなるが、試験場以外は基本的に平日の8:30~16:30
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai01.htm
ポイントその2:発行に要する期間
発行場所による。
①の場合〜2週間、②の場合即日発行
ポイントその3:発行手数料
東京都の場合2,400円
ポイントその4:必要なもの
●運転免許証
●写真1枚(縦5cm×横4cm)
●パスポート
◎古い国際免許証を持っている方は、その国際免許証
⚠️古い免許状を返還しないと新しい免許が発行されない場合がある。
税金計算(その1)
平成25年の6月ごろに住民票を都内に移したわけだが、一年半たってはじめて特別区民税・都民税の申告書が送付されてきた。書類作成上のポイントを押さえる。
まず、一般的な学生にかかる可能性のある税金は「住民税」と「所得税」。両者は前年(1〜12月)の給与所得に応じて課税される。年収にかかるわけではないところに注意。
給与所得とは、年収から各控除額を差し引いた金額のことである。控除に関しては各個人の置かれている立場によって適用される種類が異なる。また、所得税か住民税かによってその控除額が異なるということにも注意である。
様々な控除の種類があるが、まず、基本的に給料が発生する(サラリーマンやバイト等)には給与所得控除というものが適用される。額は年収ごとに異なるが161万9000円以下については一律65万円である(平成27年2月現在)。
それでは実際に年収60万円の例について計算する。
〈所得税〉
(年収:60万)ー(給与所得控除:65万)ー(基礎控除:38万)ー(勤労学生:27万)= マイナス70万
合計がゼロ以下なので、今年払う所得税はゼロである。基本的に給与所得控除と基礎控除は適用されるので、年収が両者の合計額(103万円)を超えると課税の対象になることがわかる。また、所得税課税対象者になるとこの条件を満たすと同時に親の扶養に入れなくなる。つまり、自身に所得税がかかるだけでなく、親の受けている扶養控除が適用されなくなるというデメリットが発生する。
〈住民税〉
(年収:60万)ー(給与所得控除:65万)ー(基礎控除:33万)ー(勤労学生:26万)= マイナス64万
合計がゼロ以下であれば税金がかかる分の給与所得はない、ということであるが、住民税に関しては給与所得にかかわらず一律に4000円の税金(均等割)を支払う義務がある。上式の合計を「課税標準額」と呼ぶことにすると、住民税は以下の式で表される。
(課税標準額)x(特別区民税:6%)ー(調整控除)+(均等割:4000円)=(住民税:4000円)
まぁ結局払うのは均等割分の4000円なのだが、ここで新しく「調整控除」というささやかな助け舟が登場する。これは所得税と住民税の間の控除額の差を考慮したもので、控除額の計算法は課税標準額によって変化する。ここでは課税標準額が200万円以下の場合を考える。 調整控除額は以下のA. Bのうち額が小さい方の3%である。
A.控除額の差(ここでは基礎控除の差額5万円と勤労学生控除の差額1万円の計6万円)
B.課税標準額
これらを計算することによって各税金を計算することができる。
電子顕微鏡による化学組成分析
電子顕微鏡を用いた岩石試料等の表面分析を行うと、単位の異なるいくつかの分析結果が得られる。これらの関係について記す。
主に算出される項目は
1. atomic %(原子数濃度)
2. element wt%(各元素の質量%)
3. oxide wt%(各元素の酸化物の質量%)
の3つである。
1.のatomic%は原子数比なので、モル比である。従って、atomic%の比率から対象鉱物の化学式を推定することができる。
(例)atomic%
Mg 2%
Si 14%
Fe 27%
O 57%
上記の分析結果から各元素のモル比はSi:O:(Mg+Fe) =1:4:2なので、(Mg+Fe)2SiO4という化学式で表されるかんらん石(olivine)であることがわかる。
2. 3.はそれぞれ元素毎の重量濃度%である。重量濃度%は各原子(or 分子)量にモル比をかけ算してやり、全体を100%換算してやることで求める事が出来るので、1,2,3のどれかがわかっていれば、残りの2つを計算することができる。
(例)原子数濃度が分かっている場合
element% = (原子量[g/mol] x atomic% [mol %])/(全元素の(原子量 x atomic%)の和)x 100
oxide% = element% x [酸化物の分子量/(原子量 x 価数)]